外山滋比古氏の著書。
船橋の書店を眺めていたら、
「東大・京大で1番読まれた本」という帯がついていたので目を引いた。
自分は頭が良くなりたいと常々思っているだけに、
インパクトのある売り文句。
著者は脳科学者ではなく英文学者。
内容はとても読みやすく、一気に読めた。
面白い着想や、本・
新聞などで得た情報を手帳に控え、
これらをしばらくの期間寝かせ、
改めて読み返して、面白いものをノートに整理する。
この段階で、新たなアイデアを織り交ぜてより面白くする。
またしばらく寝かせる。
さらに厳選された面白いものにアイデアを織り交ぜてメタ・ノートに整理する。
これが本や新聞の
コラムなどのネタとして使われる。
あることがらを考えて、考えがまとまらないとき、
一晩寝て、朝起きると不思議といい考えが出来上がっている。
アイデアが浮かぶ場所。
馬上、枕上、厠上。
学校で受身の
学習を続け、知識を身につけた結果、優等生であるのに能力を発揮できない、
グライダー人間。
社会で能力を発揮し、自分の力で飛ぶことのできる、
飛行機人間。
著者の経験から編み出された思考の整理法は面白い。
実際にやってみたいと思う。
この本で触れられていることは、著者の経験に基づくものだと思うが、
脳科学者の言うことに共通するところが多い。
脳は無意識下で思考を続けるらしい、それも同時にいろんなことを。
自力で飛ぶ飛行機人間になるためには、
もっと前頭前野を働かせた思考を必要とするということか。
知識というものは
コンピュータが普及した今、必要なものをすぐに見つけることができる。
頭の中から引き出す必要がない。
本書の締めくくりは、現在の
教育はコンピュータより性能の劣るグライダー人間を世に送り出すという問題提起。
知識は外部から必要に応じて
引き出し、優れた発想力、行動力で新たな価値観を生み出していけるような人間。
そんな人に、わたしはなりたい。。。
なれるかな。。。
どんなもんでしょ。
なんにしても、さすがに良書です。
おすすめです。
2009-11-01 00:42
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わたぽんさんへ
niceとコメントありがとうございました。
これらかもよろしくお願いします。
by 水元正介 (2009-11-01 21:16)