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感動

近頃、物事によく感動する。

幼いころには感動は少なかったように思う。

例えばテレビドラマ。

NHKでよく「大草原の小さな家」というドラマが放映されていた。

家族で毎週欠かさず見ていたが、自分だけは苦手だった。

理由は、ハラハラさせられるから。

主人公の少女ローラは奔放な子供で、必ず何かやらかす。

そして決まって小さな騒動を起こす。

そんなお約束の展開が読めてしまうし、心配させられる。

ストーリーが進むにつれローラの姉が失明するエピソードがある。

なんて残酷な出来事だ。

心が苦しくなる。

つまり感情を揺さぶられることがイヤだった。

言わずと知れた「サザエさん」。

これもまた苦手だった。

会話の機微がわからなかった。

だからちっとも面白くない。

しかし

年月がたち、自分は大人になった。

いろんな経験を経て、心も強くなり、人情の機微がわかるようになった。

今見れば、

「大草原の小さな家」は、

貧しい片田舎の町で地域の住人同士が互いにいたわり、時には衝突し、また協力して生活を送る人々、

苦難を乗り越え強く正しく生きようとする心豊かで愛情に満ちた家族の絆、

子供たちの成長を描く良いドラマだ。

「サザエさん」は、

ユーモアたっぷり、心の和む人情の機微を感じさせてくれる、一家団欒で見るにふさわしいアニメだ。


心が大人になるということは、脳が育つということなのだろうか。

いろんな感動を繰り返し、脳が作られたのだろうか。

これからも、やりたいことをどんどんやって、

新しい自分、内部表現を体験していきたい。


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